タイトルの内容は某会場の方との打合せで判明したことなのですが、「誤解」ってなんだ!?と驚いたかもしれません。
もしかするとお客さまにもそう思っている方がいらっしゃるのかな?と思ったので、ここでご説明しておきたいと思います。
フリーウェディングプランナーに対する誤解
その1 派手、変わったウェディングをつくっている
会場をお花や木でいっぱいにしたり、ガーランドを飾ったり、ガーデンなどの普段結婚式をしなそうなところでのウェディングなどなど、派手な結婚式、費用がかかる結婚式、変わった結婚式をするのがフリーウェディングプランナーの仕事だという誤解。
まとめサイトなどで取り上げられるのもそういうタイプのウェディングが多いですしね。
ビジュアル的にはそのほうが既存のウェディングとの違いがわかりやすいのですが、それが専門と思っている方もいらっしゃるようです。
フリーウェディングプランナーに対する誤解
その2 自分のアイテムを持ち込みさせる
これは、お客さまよりも会場側の誤解なのかもしれませんが、フリーウェディングプランナーは持ち込みをお断りしている会場でも自分のアイテムを持ちこませるものだ、という前提でお話されることが多いです。
確かに、「チーム」と称して、全てのアイテムを自分たちの提携先で固めるやり方をしているフリープランナーも一部いますが、全部と思われているようです。
この2つの誤解を抱いていた某会場のマネージャー氏に、いやいや違いますよ!と私たちの考え方をご説明したところ、結構びっくりされたのにビックリ。
同じように思っていた皆さん、違うんです!
まず、その1について。
派手なこと、変わったウェディングであることがオリジナルではありません。
例えば、一般的なプログラムというのは、大切なゲストへのマナーも考えて組み立てられています。
(だからこそ現在も基本として使われているのです)
変わった内容にしたい方には、マナーを大切にしながらどうオリジナリティを出すかのご提案をしますし、そのままやることがおふたりにとってベストなプログラムなら、そのままをご提案します。
装飾についても、派手にするのがおふたりのご希望でありキャラクターにも合っていればそうしますし、逆にこだわりがないならそこは必要最小限の範囲でよりいいものになるようにご提案します。
次に、その2について。
持ち込みをしなくてもオリジナリティのあるウェディングはつくれます。
例えば、イメージに合ったドレスがどんなものかがわかっていれば、会場と提携しているショップにそれを探してもらえばいいのです。
持込料が発生するなら尚更、それをかけずに理想のドレスを見つけられるのがベストです。
新郎新婦ご本人ではなかなかうまくご要望を伝えられないという場合も、それぞれに経験を積んだショップスタッフとプランナーが直接話せばいいですし、そのほうが話も早いかもしれません。
もちろん、お客さまが使いたいアイテムやお願いしたい相手がいる場合は、最初から持ち込みを前提に組み立てますが、会場ともきちんと調整した上で持ち込みをしますが、特にそういうものはなく、提携先でも充分に希望に叶うものがありそうであれば、そちらを先に見てもらいます。
もし、会場の提携先で思うものが見つからなかったら、そこで初めて持ち込みという選択肢を考えればいいでしょう。
ダメなものはダメ、と新郎新婦が言いにくいことは私たちが代わりに伝えます。
私たちの掲げる3つのフリー(Free)には「制限がない」という意味でのFreeもあるのですが、制限があったとしても、そこで最大限のパフォーマンスを引き出し、ダメなら改善する方法はないかを模索して、制限を感じさせない努力をすることも含んでいます。
制限がない環境を求めることで、逆に制限になってしまうのは本意ではないですから、フリープランナーお断りという会場であっても、そこがおふたりにとってベストなら提案をしています。
派手な見た目や持ち込みだけが、自由なウェディングをつくる方法ではありません。
新郎新婦がイメージしているウェディングを、お手持ちの予算を上手に使ってつくる。
それが私たちPrima! Weddingの使命だと考えています。
0コメント