ウェディング準備で最初に時間をかけてほしい大切なこと

以前プロデュースさせていただいたおふたりのエピソードから、全てのご新郎ご新婦に知っておいてほしいことをお伝えしたいと思います。 結婚式を成功に導くとても大切なこと、ご準備を始める前に（もちろん進行中の方も振り返りとして）ぜひご一読ください。 ふたりで同じ「夢」を見ること 結婚が決まり、とりあえず雑誌を購入していろいろ見ていたというおふたり。 式場の写真を見ながら、ご新婦はこれもいいな、あれもいいな、と夢がめいっぱいふくらんでいたそうです。 ウェディングに関して、女性は多くが小さいころからの夢を持っており、その夢は結婚が決まった瞬間からふくらんでいきます。 一方、その様子を冷静に見て、夢を叶えてあげたいけれど予算もふくらみそうだなぁ、と感じていたご新郎。 そこで、第三者を交えて希望をまとめようと、お越しいただいたというわけです。 結婚式については、女性に対して男性は多くが冷静です。 最初からかなりの温度差があると言っていいでしょう。 でも、結婚式はふたりで創るもの。 ふたりが同じ夢を同じ大きさで見る必要があるのです。 ふたりだけで夢を見極めて、これだ！と決められればいいのですが、 大きな温度差ができている状態では、ふたりだけでやろうとしてもなかなか難しい作業になります。 だからこそ、ニュートラルな第三者が入って、おふたりの温度を同じにするのがいい。 熱くなっている新婦はちょっとだけクールダウンを、冷静な新郎には気持ちをホットにしながら、 ふたりで共有できるウェディングの夢を一緒に見極めるわけです。 見た目よりも大切なことを掘り下げる 実は、結婚式のヴィジュアルを整えるのは意外と簡単。 持込み禁止！という制約だらけのウェディング会場でも、提示されたものを選んでいけば普通にウェディングはできますよね。 コンセプトを立ててウェディング準備をすることは、今や一般的になっていますが、 コンセプトがなくても、必要なものさえ選べばウェディングの「形」は整います。 更に言えば、見た目に関することだけでコンセプトを立ててもウェディングはできます。 結婚式について考えよう、と雑誌やネットを見ると、そこで目に留まるのはほとんどが見た目に関することです。 夢の会場、夢の衣裳、夢の装飾……。 見た目ももちろん要素としては大切なのですが、もっと大切なことがあります。 結婚式を行う目的や想い。