メンズフォーマルの老舗「カインドウェア」さんが提案する、最新タキシード・スタイルをご紹介します。
新郎タキシードの最新スタイルはこれ!
ウェディング・ナビゲーターの清水 恩です。
東京ビッグサイトで開催されていた国際メンズファッション展に行ってきました。お目当ては、フォーマルウェアの老舗「カインドウェア」さんのブース。
宮内庁御用達を拝命したり、礼服=ブラックフォーマルを世に出したりと、メンズファッションを牽引してきた企業さんなんです。
先日、プランナー仲間がこちらと一緒に開催した勉強会に参加させてもらい、ご縁をいただいて、
今回のイベントにもお邪魔することができました。
(ななさん、ありがとうございます)
ゲスト用のスーツももちろんなのですが、特に新郎のフォーマルスーツの提案についてじっくり拝見しました。
ベージュのタキシードって珍しい!
でもとてもカワイイですよね。
(カワイイは今や男性にとっても重要なキーワードになっているそう)
写真だとわかりませんが、カシミヤタッチの加工をした生地で、高級感がありました。
グレーもすっきりとしていて素敵です。
ブラックよりも普段さらっと羽織れそう、オーダーだったらこういう色味もいいですよね。
白リネンのタキシードもリラックスしたイメージが加わって好きです。
ベストがダブル、それもいい。
シャツが刺繍の生地、メンズでこういうシャツもアリなんですね。
こちらはコーデュロイ地のタキシード。
ソフトなコーデュロイなので、着心地もよさそうでしたし、
これはかなりオシャレ度の高い1着ですね。
合わせていたのはアイレットレースのシャツ。
お客様でお好きそうな方がいるので、おすすめしてみようかな。
蝶タイもいいですが、この代わり結びの結び下げタイもカワイイ!!
デザイナーさんが力を入れて投入したアイテムだそうで、
色のチョイスがいいですよね。
最近増えているグルームズ・メンやアッシャーをご友人に依頼するなら、
こんなプレゼントBOXでお揃いの小物を贈ってみては?
他のゲストよりもちょっと華やかな小物をチョイスすると特別感が出ますね。
新作として並んでいた、ダークカラーのタイ「SUIGIDEN」。
こちらは漆を塗った和紙を巻き付けた糸を織り込んだ、新しいアイテムなんですって。
織り柄で漆糸がつやつやと光って、印伝のよう。
(写真だとわかりにくくてごめんなさい)
和もの好きにはたまらない、伝統工芸の要素を盛り込んだタイなんです。
若い世代も、年齢を重ねた世代も似合いそうなのは、質のよさ故でしょうか。
明治・大正の書生のようにシャツを着物の中に着て、蝶タイをしめるような、尖がったスタイルにもしっくりきそう。
ストレートのタイや、サスペンダーなどのバリエーションがあります。
こちらがその漆糸。
紙を巻き付けてもこんなに細い!
これが日本の技術ですね。
カインドウェアさんは主に百貨店のフォーマル・コーナーでの展開がメインで、
直営店は本社1Fの店舗のみ。
主要な百貨店にはほとんど入っているそうなので、そちらで相談が可能だそうです。
120年の歴史を誇る企業さんだけに、スタッフの皆さんの知識もすごいのですが、
フォーマルの知識が詳しくまとまったページもお持ちです。
悩んだ時はこちらを参考にすれば間違いありません。
いいご縁をいただいたので、All Aboutでメンズ・フォーマルの記事を書こうと思い、先日取材をさせていただきました。
近々アップする予定なので、またお知らせしたいと思います。
カインドウェアの皆さま、ありがとうございました!
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